こんにちは。
「内向型の人を救う」「内向型を世の中に広める」をミッションに活動している内向型プロデューサーのカミノユウキ(@KaminoYuki)です。
ぼくはあまりメンタルが強くなく、ストレスを感じやすいのでこれまで苦労してきました。
「ちょっとした仕事のミスで凹んでしまう。」
「新しいことにチャレンジしたいけど、すぐに諦めてしまう。」
などなど、ぼくに限らず同じような悩みを持ってる方って多いんじゃないでしょうか。
そんなあなたに紹介したい本がメンタリストDaigoさんの「ストレスを操るメンタル強化術」です。
メンタルの本って根性論を書いてるだけの参考にならないものも多いですが、この本は違いました。
具体的にメンタルを強くする方法が書かれているのですぐに実践することができます。
DaiGoさんの本は「◯◯大学の研究結果では〜」と科学的な根拠をもとに書かれているので説得力があるところもオススメポイント。
ぼくが読んでみて参考になった内容を3つ紹介していきますね。
メンタル強化①:自分の思ったことや感情を紙に書き出す
メンタルを強くするためには、まず現在抱えているストレスを減らすことが大切とDaiGoさんは説明しています。
ストレスを減らす方法は4つ紹介されているのですが、その内の1つを紹介します。
ストレスを軽減する2つ目の方法は、自分の思ったことや感情を紙に書くことです。
〜中略〜
紙に書くことによって、「自分はこういうことを思っていたんだ」「こんな感情を抱いていたんだ」ということがわかります。このように自分の感情と向き合うと、その感情を受け入れられるようになるのです。自分の不安やネガティブな感情を書くだけではなく、思い付いたことをそのまま書きましょう。自分の感情と向き合い、紙に書き出すことが大事なのです。自分の感情や不安な気持ちをしっかり認められる人は、緊張したり不安に苛まれたときにネガティブな感情を感じづらくなります。
人がストレスを感じる原因は、自分がどんな感情を抱いているかを認識できていないからだといいます。
ぼくはあれこれ考えすぎて悩んでしまうタイプなのですが、堂々巡りをしていて結局何に悩んでいるのか自分でも把握できていないことがあります。そういう時は、ストレスがたまり、時間だけがすぎていきます。
例えば将来について不安を感じている場合だと、「何に不安を感じているのか」「どんな理由で不安を感じているのか」を紙に書き出してみると良いです。
客観的に自分の感情をながめることで、ストレスをやわらげることができます。
内向的な人は集中できる環境を大切にする
DaiGoさんはメンタルが弱いと感じている人には、内向的な人が多いという傾向があると説明しています。
内向的な人の特徴は次のように言われています。
・大人数より1人で過ごす方が好き
・文章の方が自分を表現できる
・考えてから話す
以前書いたこの記事に詳しい内向型あるあるがあるので、ぜひ読んでみて、あなたが内向的かどうか診断してみてください。
ちなみにDaiGoさんもご自身の性格を内向的であるとおっしゃっています。
内向的な人は外部からの刺激に敏感なので、ストレスなく力を発揮するためには環境がとても大切になります。
ノイズを聞かされながらパズルやクイズを解いたり、計算するといった実験をすると、外向的な人は、騒音のレベルを平均で72デシベルくらいまで下げれば十分に集中できることがわかっています。この数値は、だいたいうるさいスターバックスコーヒーの店内くらいだと思ってください。
これに対して、内向的な人は、55デシベルまでノイズを下げないと集中できませんでした。これがちょうど静かな図書館くらいのレベルです。これよりうるさい環境だと、内向的な人のクイズや計算のスコアは極端に悪化し、静かな環境での半分くらいまで下がってしまいました。
外部刺激に敏感な内向型にとって、自分が一番集中できる環境を知り、用意することの重要性がおわかりいただけたでしょうか。自分が最も集中力を発揮できる、あるいはクリエイティブになれる環境のことを、心理学では「スイート・スポット」と呼びます。勉強をするときに最適な場所はどこか、会社のオフィスが静かで仕事が捗る時間帯はいつか、耳栓を用意すべき場面はどんなときか……などなど、自分なりの「スイート・スポット」をできるだけ多く見付けるようにしましょう。
内向的な人は騒音や他人の視線などの外部からの刺激があると、ストレスを感じてしまい集中することができません。
会社のオフィスは刺激が多いので、内向的な人には向いていない環境だなといつも感じています。
「端の席に座る」「話しかけないでオーラを出す」など自分の集中できる環境を作る工夫をするようにしています。
瞑想でメンタルの基礎体力をつける
メンタルを強化するためには、瞑想が効果的だといいます。
瞑想を続けて、前頭葉が鍛えられてくると、メンタルの状態が変わってきます。前頭葉は、感情や不安をコントロールする役割を持っているからです。しばらく瞑想を継続すると、ストレスや不安が減少していくのが実感できます。そもそも、不安を感じやすい人は、まだ起こってもいない将来のことを気に病んでしまう傾向を持っているということ。これに対して、瞑想は今この瞬間、自分が気にしている呼吸に注目する、というエクササイズです。ということは、呼吸に集中した分だけ、将来に向ける意識が減り、それだけでも余分な不安が減少するというわけです。
瞑想は「今」に集中するトレーニングなので、まだ起こっていない将来のことを悩んでしまう人にはオススメだということです。
瞑想と聞くと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、1日5分程度でも十分効果が期待できます。
ぼくはこの本を読む前から半年ほど瞑想を行なっているのですが、頭の中がクリアになったり、ストレスによる体のしびれがなくなったり、多くのメリットを感じています。
メンタルを強くしたい方にはオススメの本でした!
「ストレスを操るメンタル強化術」にはメンタルを強くするための、すぐに実践できる具体的な方法がたくさん載っていました。
ストレスに悩んでいる方は、ぜひ読んで実践してみてください。