こんにちは。
「自分らしい働き方ができる内向型人間を増やす」をミッションに活動している内向型プロデューサーのカミノユウキ(@YukiKamino)です。
内向的な性格のあなたは、落ち込んでいる時に友人から「大丈夫?なんでも話していいよ」と言われて、
「いや、今は話したい気分じゃないんだよな…」と困ったことはありませんか?
これは内向的な性格の人にとっては当然の反応なんです。
以前このようなツイートをしました。
内向型は落ち込んだ時、誰とも関わりたくなくなり、自分の世界に閉じこもりたがる。
逆に外向型は友達と話したり、衝動買いをしたり、外に発散しにいこうとする。
これはエネルギーを「内側」と「外側」のどっちからもらうかの違い。
内向型は気分が乗らない時はとことん殻にこもればいい。
— 内向型プロデューサー /カミノユウキ (@YukiKamino) 2018年11月3日
じつは脳の仕組みの違いによって、内向型と外向型ではストレスを感じた時の対処法が異なります。
内向型の人が落ち込んだりイライラした時に1人になりたいのは、決して人に頼るのが下手だからではないんですよね。
この記事では
・内向型と外向型のストレスを感じたときの対応の違い
・内向型の人がストレスを感じた時にどうすればいいのか
についてお伝えしていきます。
目次
内向型と外向型のストレスを感じたときの対応の違い
内向型と外向型では落ち込んだり、イライラした時にとる行動が違います。
内向型→1人になって考えたい
外向型→誰かに聞いてほしい
この違いは脳の仕組みの違いで生まれます。
ストレスを感じた時に、内向型はブレーキの役割をする副交感神経が優位になり、外向型はアクセルの役割をする交感神経が優位になります。
内向型→副交感神経が優位(ブレーキの役割)
外向型→交感神経が優位(アクセルの役割)
人は交感神経と副交感神経の両方をうまく使い分けながら生活しているんですが、ストレス時には得意なほうが強く働くんです。
ブレーキの役割をする副交感神経が優位になると、アクティブな行動よりも落ち着いて考えようとします。
また、エネルギーの回復方法にも違いがあります。
内向型→1人でいるときにエネルギーを回復する
外向型→人といるときにエネルギーを回復する
ストレスを感じている時は疲れているので、内向型の人はなるべく1人になりたいと感じます。
この2つの理由によって、ストレス時に内向型の人は内側にこもりたくなり、外向型の人は外側に発散したくなるんです。
なので、内向型の人が落ち込んだりイライラした時に、すぐに友達に「ちょっと聞いて〜こんなことがあって〜」と話したくなったりするのは稀ですし、
逆に外向型の人が、ストレスがたまった時に1人で過ごすことでスッキリするということもあまりありません。
内向型の人がストレスを感じた時の3つのステップ
次に、内向型の人が落ち込んだり、イライラしたり時にやってほしいことについてお伝えします。
具体的には次の3つです。
①1人の時間を作る
②ストレスの原因について向き合う
③必要があれば他人に話す
この順番を間違わないことがなにより大切です。
ステップ①:1人の時間を作る
まず最も大切なのは、1人の時間を作ることです。
内向型の人は話しながら思考を整理することは苦手で、落ち込んだりイライラしてる理由に1人で向き合うことが大切だから。
友達に話そうとしても考えがまとまっていないと、うまく伝えることができないし、話しながらスッキリすることもないんですよね。
衝動買いをしたり遊びに行ったりしても気休めにしかならないので、まず1人の時間を作ってください。
ステップ②:ストレスの原因について向き合う
1人の時間を作ったときにやってほしいのは、落ち込んだり、イライラしている理由について向き合うこと。
・落ち込んでいる理由はなぜなんだろう?
・今の自分の感情はどうなんだろう?
・どうすれば解決できるのか?
こういったことを考えてみてください。
内向型の人は考えることが得意なので、頭の中で整理しようとしがちですが、紙に書き出してみることがおすすめです。
紙に書き出すと客観的に認識することができるので、スムーズに整理することができます。
ステップ③:必要があれば他人に話す
紙に書き出して自分の中で整理することができたら、家族や友人に話しても大丈夫です。
考えがまとまっているので、スムーズに伝えることができるはずです。
ただ、悩みのレベルや伝える相手にもよりますが、内向型の人はそもそも人に感情を共有したいという欲求が少ない人も多いので、このステップ③は必要ない人もいます。
紙に書き出して自分の中で納得できたからそれで満足ということですね。
まとめ:内向型の人にあったストレス発散方法がある。
・内向型と外向型のストレスを感じたときの対応の違い
・内向型の人がストレスを感じた時にどうすればいいのか
について解説してきましたが、理解いただけたでしょうか?
内向的な性格の人にあったストレス発散方法があるので、無理に誰かに話したり、衝動買いをしたりしてもスッキリすることは難しんですよね。
落ち込んだときやイライラした時は、まず1人の時間を作るようにしてみてください。