こんにちは。
「内向型の人を救う」「内向型を世の中に広める」をミッションに活動している内向型プロデューサーのカミノユウキ(@YukiKamino)です。
- がんばってるのにうまくいかない
- 常に疲れやストレスが溜まっている
仕事や人間関係、あるいは日常生活で、こういった悩みを抱えている内向型の人って非常に多いんですよね。
そして、なにが原因がわからないので、どう解決したらいいかもわからない。
こういった方に、よくアドバイスをする内容は「刺激を減らす」ということ。
これだけで内向型の人の悩みの多くは解決します。
ぼく自身も内向型と気づいてから日常のあらゆる刺激を減らすように心がけた結果、かなり生きやすくなったんですよね。
この記事では、
- なぜ内向型の人は「刺激を減らす」といいのか
- 具体的にどんな刺激を減らせばいいのか
についてお伝えしていきます。
なぜ内向型の人は刺激を減らしたほうがいいのか?
それは内向型の人にはたくさんの刺激は必要ないからです。
内向型・・・刺激への感度が高い。少しの刺激で満足できる。
外向型・・・刺激への感度が低い。たくさんの刺激が必要。
このように内向型と外向型では、刺激への感度が違っています。
わかりやすく言うと、内向型は刺激に「敏感」で、少しの刺激があるだけで十分だということ。
問題なのは、多くの内向型の人は浴びる刺激の量が多すぎるんですよね。
内向型の人が悪いというより、意識せずの普通に日常を過ごしていれば自然と過剰な刺激を浴びてしまいます。
内向型の人にとっての適切な刺激の量があるので、意識して刺激を減らすことが大事になってくるということです。
内向型の人が減らしたほうがいい5つの刺激
では具体的にどういったことが内向型にとって刺激になるのか?
減らしたほうがいい5つの刺激について順番に説明していきます。
予定
まず1番初めに減らしてほしいのは予定です。
予定がぎっしりと詰め込まれていたら内向型にとっては刺激過多になってしまいます。
- 3日連続の飲み会
- 休日に朝から夜まで外出している
- 1ヶ月のうちに家で過ごす休日がほとんどない
スケジュール帳を確認してみて刺激が多いかもと思ったら、意識的に予定を減らして1人の時間を確保するようにしてください。
予定を減らしたら退屈で満足度が下がるような気もするかもしれませんが、内向型にとっては逆です。
ギッシリと予定が詰まっているほうがストレスが溜まり幸せから遠のいてしまいます。
ぼく自身も以前は、「予定はできるだけ詰め込んで成長しないといけない」という考え方だったので、とても消耗してました。
予定を意識して減らすようになってからは、1人の時間が増えて幸福度は格段に上がりましたね。
そして予定を減らすコツを1つ紹介しておくと、「基準を決める」ことです。
僕は以下の3つの基準で予定を入れるようにしています
「心からワクワクするか?」
「体力に余裕はあるか?」
「得られるメリットはあるか?」
こういった基準をつくっておくと、なんとなく予定を入れてしまうことが防げます。
詳しくはこちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。
人付き合い
次に人付き合いも減らしましょう。
内向型は人と関わることが強い刺激になるので、やみくもに人間関係を広げようとすると消耗してしまいます。
好きじゃない人や苦手な人とは積極的には関わらなくていいんです。
交友関係が狭くなってしまうことに不安を覚えるかもしれませんが、内向型の人は広く浅い関係よりも、狭くて深い関係を築くほうが幸せになれます。
家族や仲のいい友人が少数いればそれだけで満足できる。
人付き合いを減らすことで、余計な悩みもなくなるので、理想の生き方ができるようになっていきます。
内向型の人付き合いについてはこの記事を参考にしてみてください。
思考
内向型の人はじっくりと物事を考えることが得意です。
だけど思考することも場合によっては刺激になるので、減らしたほうがいいんです。
人は1日のうち、43%を過去や未来のことについて考えているという調査結果があります。
- 昨日なんであんなミスをしたんだろう
- 来週のイベント楽しみ
- 将来が不安だな
ポジティブなことネガティブなことに関わらず、半分近くの時間を「今」以外のことを考えているということです。
思考力の高い内向型の人に限定すると、割合は43%よりもっと高いんじゃないかと思ってます。
もちろん目的意識をもって考えている場合はいいんですけど、大半はただぼんやりと考えているだけになってしまっていることが多くて。
言いかえると1日のうち57%しか目の前のことに集中できていないんですよね。
せっかくの休日に仕事のことを考えていて気が休まらなかったり、仕事中にプライベートの悩みが気になって集中できなかったり。
こんな経験ありませんか?
余計なことを考えてしまうと脳のエネルギーを必要以上に消費してしまいます。
内向型の思考力を本当に考えるべきことに活かすためにも、余計なことは考えないようにしたほうがいいんですよね。
そのためにおすすめなのは
- 紙に書き出す
- 瞑想、ヨガをする
- 運動をする
このあたりですね。頭の中をスッキリさせて、思考による刺激を減らしてみてください。
音
あんまり気づいてない人が多いと思うんですが、実は内向型の人にとって「音」も強い刺激になります。
なぜなら内向型と外向型では居心地がよいと感じる音量が違っているからです。
内向型の人→静かな図書館
外向型の人→にぎやかなスターバックスの店内
そのため、内向型の人が
「騒がしいカフェでは落ち着かない」
「話し声が飛び交うオフィスでは集中できない」
というのは当然なんですよね。
うるさい環境にずっといると知らず知らずのうちに刺激過多になって、ストレスや疲れが溜まっていってしまいます。
- イヤホンをつける
- 騒がしい場所には行かない
といった対策をして、意識的に静かな環境に身を置く必要があります。
日常生活で気をつけたほうがいい音の刺激についても、この記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
選択
人は1日に9000回もの選択をしていると言われてるんですけど、この選択を減らすことも内向型の人にとって非常に大切です。
内向型の人は集中力がある反面、思考の切り替えが苦手なので、集中するまでに時間がかかる人が多いんですよ。
なので、選択することが多いと、その都度エネルギーを消耗してしまうんですよね。
無駄に迷うことをやめる必要があります。
ぼくがやっている対策をいくつか紹介しておくと、1つはスマホの通知のオフです。
仕事中にLINEやメールなどの通知がくるとつい気になって、見るか見ないかの選択に迫らてムダにエネルギーを奪われるので。
集中していたとしても途切れてしまいますし。
あとはルーティンを増やして余計な選択を減らすようにもしています。
家で過ごす日の服、昼食のメニューなどはある程度決めているので悩むことはほとんどありません。
些細なことだと思うかもしれませんが、小さな選択が積み重なると1日の疲れやストレスは大きく変わってきます。
余計な選択を減らすことを心がけてみてください。
まとめ:自分にあった最適な刺激の量がわかると幸せに生きられる
内向型の人にとって刺激を減らすことの大切さを理解していただけたでしょうか?
疲れやストレスが溜まりやすい人はこの5つの刺激が多すぎていないか見直してみてください。
休日も予定がぎっしりで、苦手な人との付き合いが多く、脳は常に考え事をしている、こんな状態になってないですか?
外向的な人が正解とされる世の中では、普通に過ごしているとついつい刺激が多くなってしまいます。
ぜひ意識的に刺激を減らすようにしてみてください。
内向的な自分にあった最適な刺激の量がわかると、とても幸せに生きることができますよ。