こんにちは。
「内向型の人を救う」「内向型を世の中に広める」をミッションに活動している内向型プロデューサーのカミノユウキ(@YukiKamino)です。
「予定はたくさんあるんだけどなぜか充実感がない」
「当日になって予定をキャンセルしたくなる…」
内向型のあなたはこのように悩んだことはありませんか?
ぼくがこれまでに多くの内向型の人と話をしてきて確信していることは、“内向型の人は予定を詰め込みすぎてはいけない”ということ。
この記事では、予定をついつい詰め込みすぎて消耗してしまっている内向型の人向けに、次の内容について解説していきます。
①内向型が予定を詰め込みすぎてはいけない理由
②なぜ内向型は予定を詰め込みすぎてしまうのか
③内向型が予定を入れる時のコツ
ゆっくりと読み進めてみてください。
目次
内向的な人は予定を入れすぎてはいけない
あなたのスケジュール帳には予定がどれくらい入っていますか?
もし1週間あるいは1ヶ月間、全ての日に何かしらの予定が入っているとしたら危険です。
なぜなら内向型の人は予定を入れすぎてはいけないから。
内向型の人が予定を入れすぎてはいけない理由はシンプルで、受け取る刺激の量が多すぎて疲れてしまうからです。
※刺激が多いとなぜ疲れるかについては、「内向型と外向型のたった1つの違い。それは刺激への感度」という記事で解説しています。
簡単にいうと、内向型の人は少しの刺激があれば十分満足できるという特徴があり、逆にたくさんの刺激があると疲れてしまうのです。
例えば、1週間仕事をした後の土日に旅行にいった場合、次の1週間の仕事がかなり辛かったという経験をされたことはないでしょうか?
学生の方だと、朝から夕方まで講義を受け、バイトをして飲み会。
このような生活が3日続いただけでも、ちょっと休息が欲しくなりますよね…
内向型の人は予定を詰め込みすぎてはいけないのです。
なぜ内向的な人は予定を詰め込みすぎてしまうのか
内向型にとっては刺激は多すぎないほうがいいにもかかわらず、なぜ予定を詰め込みすぎてしまうのか。
その理由は感情に流されていたり、思い込みにとらわれているからです。
よくある例を3つご紹介していきます。
予定がないことが不安だから。
「暇は悪いこと」
「予定がなければ埋めないといけない」少し前までこのような考え方だった。
週末の休みの日は、とりあえず予定を入れる。特に得るものもなくただ消耗する。この繰り返しだった。
内向型の人は、「なんとなくの予定」を詰め込むのではなく、「目的のある予定」のみをいれるべき。
— 内向型プロデューサー /カミノユウキ (@YukiKamino) 2018年7月25日
あなたは自分のスケジュールがスカスカだったらどのように感じますか?
なんだか不安な気持ちになったことはありませんか?
「人生が充実してる人ほど週末のスケジュールは埋まっている」
このような外向型の人向けの考え方が、世の中にはたくさん広まっていますが、内向型の人は参考にする必要はありません。
「予定がない暇な自分ってダメなやつなんじゃないか…」
「予定をたくさん入れて色々な経験を積んで成長しないと…」
こんなふうに思ったことがいるかもしれませんが、どちらも思い込みにすぎません
内向型の人は予定がありすぎると、幸福感が下がってしまいます。
予定がないことが不安だからという理由でスケジュールを埋めるのはやめましょう。
楽しそうだから
「楽しそうだから」という理由で予定を入れている人も注意が必要です。
楽しいと感じるハードルが低い人や、飛び込んできた予定に対してすぐに飛びついてしまう人は、いつの間にか自分の体力以上の予定を詰め込みすぎることになりがち。
もちろん楽しそうだと感じる気持ちは素敵なものですし、大事にするべきだとは思います。
ただ、内向型の人は体力に限りがあるので、一旦立ち止まることも大切です。
後ほど説明するコツを参考に、自分の中で予定を入れる基準を考えてみる必要があるでしょう。
断りづらいから
人からの誘いを断れない人も要注意です。
せっかく誘ってくれたんだから断るのは申し訳ない…と乗り気ではない予定を入れたことのある人もいるのではないでしょうか。
内向型の人は思考力が高いので、「断ると相手が悲しむかもしれない」「仲が悪くなってしまうかもしれない」などとあれこれ必要以上に考えすぎてしまいがち…
そのため断ることが苦手な人も多いのではないかと感じます。
ですが、断られた相手は意外と気にしていないことも多いです。
自分の判断基準をしっかりと持って、時には誘いを断ることも大切になります。
内向的な人が予定を入れる時に大切にすべき3つの基準
内向型の人は予定を入れる時に、一度立ち止まって自問自答をしてみよう。
「心からワクワクするか?」
「体力に余裕はあるか?」
「得られるメリットはあるか?」全てNoならその予定は入れずに、家でゆっくりしたほうがいい。
予定の入れ方ひとつで内向型の幸福度は大きく変わってくる。
— 内向型プロデューサー /カミノユウキ (@YukiKamino) 2018年10月21日
内向型の人は予定の入れ方ひとつで幸福度は大きく変わってきます。
そのため、予定を入れる前に一度立ち止まって考える必要があります。
その時に大切にしたほうがいい3つの基準について説明していきます。
①心からワクワクするか
まず1つ目の基準ですが、内向型の人は“心からワクワクするかどうか”を大切にして予定を入れたほうがいいです。
「早く当日にならないかな」
「楽しみすぎる」
あなたは今入っている予定の全てにこのような感情を抱いていますか?
もし楽しみだと感じない予定がスケジュールに入っているとしたら、その予定は入れるべきではなかったかもしれません。
ポイントは“心から”ワクワクです。
ただのワクワクではありません。
内向型の人は興味のあることとないことの差が激しいです。
あなたも心当たりがありませんか?
興味のあることには全力で楽しめる反面、興味がないことは全くやる気がわかないということが。
スケジュールに興味のない予定ばかりだったら毎日楽しくないですよ…
逆に、心から楽しみな予定ばかりが入っていると普段の何気ない生活も楽しくなってくると思います。
心からワクワクする友達とだけ会う
心からワクワクする場所に旅行にいく
心からワクワクする遊びをする
全ての予定を入れる時には“心からワクワクするかどうか”を自問自答するようにしてみてください。
②体力に余裕があるか
予定を入れる際には“体力がまだ残っているかどうか”についても確認したほうがいいです。
内向型の人はたとえ楽しいことであっても、人と会ったりイベントに参加するとかなりのエネルギーを使います。
そのため、体力が十分に残っていなければその予定を全力で楽しむことができません。
疲れているにも関わらず無理して予定を詰め込んだ場合が、体調を崩したり、次の日からしばらくグッタリモードになってしまうでしょう…
予定を入れるときは前後のスケジュールをしっかりと確認し、前後にも予定が詰まっていたら、断ることも大切になってきます。
もし、大切な予定があるのならその数日前は予定をいれずに体力を温存しておくことも必要ですね。
③得られるメリットがあるか
内向型にとっては“得られるメリットがあるかどうか”も予定を入れる時の基準の1つになります。
予定をたくさん入れすぎると消耗してしまうので、なるべく目的のある予定だけに絞ることを意識しましょう。
興味はないけど誘われたからなんとなく参加するイベントや、馴れ合いで付き合っているだけの友人との飲み会などは断ったほうがいいです。
今の自分に何が必要かを考えてみて、ためになるものを選んで行きましょう。
例えば、起業を考えている人ならその道で成功しているに会いに行くことや、プログラミングのスクールに通うことなどですね。
得られるメリットがあれば多少疲れてしまったとしても、終わった後の満足感は高いはずです。
まとめ
いかがだったしょうか
予定を入れる際の3つの基準を紹介しました。
・心からワクワクするか?
・体力に余裕があるか?
・得られるメリットがあるか?
できればこの中の2つ以上にあてはまっていることが理想ではあります。
逆にこの中のいずれも当てはらまなかったとしたら、その予定は入れるべきではないかもしれないですね。
予定を入れるときは1歩立ち止まり、最適なスケジュールを組んで楽しい生活を送っていきましょう。