内向型の生き方

内向型人間が頭のもやもやを一瞬で消し去り、集中力を爆上げする3つのコツ

こんにちは。

「内向型の目標達成を広める」内向型プロデューサーのカミノユウキです。

 

「机に座ったけど、考えごとをしてしまい作業が進まない」

「やることはあるのにもやもやした気分で始められない」

この悩みって内向型のあるあるで、経験したことのある人も多いんじゃないでしょうか。

内向型の人は本来、集中力は高くて、一度集中し始めると黙々と作業しつづけることができるんです。

 

ですが、もう1つの内向型の特徴が影響して、集中モードにうまく入れないということも起こりやすいです。

例えると、一度エンジンがかかると、長い時間走り続けられるのに、肝心のエンジンがなかなかかからない車みたいな感じ。

 

これは内向型の強みが活かされないすごくもったいない状態ですし、目標達成の妨げにもなります。

今回の記事では、なぜ集中モードに入れないのかと、内向型の集中力を爆上げする3つのコツ、について伝えます。

なぜ内向型は集中モードに入れないのか?

そもそも集中している状態と、集中していない状態とはなんなのか。

集中している:1つのことだけを意識している状態

(例)仕事に集中している:目の前の仕事のことだけを考えて、作業が進んでいる

 

集中していない:複数のことを意識している状態

(例)仕事に集中していない:目の前の仕事以外の複数のことを考えて、作業が進んでいない

違いは意識が1つに向いているか、複数に向いているかです。

 

で、なぜ内向型が集中モードに入りにくのかというと、内向型の脳は思考するのが好きなので、すぐに別の考えごとをしてしまったり、深く考え込んでしまったりしがちだからです。

そのこと自体は長所でもあって、他の人が気づかないことに気づけたり、深みのあるアウトプットを出すこともできます。

 

ただ、本来目の前のことに集中すべき状況でも、他の仕事のことや悩んでいることなどを考えてしまったり、デメリットにもなってしまうんです。

 

「この仕事してなんの意味があるんだっけ」

「もっといいやり方があるかも」

こういった思考も、一見、目の前のことを考えていて有意義なものに思えますが、机に座った段階で考えることではありません。

 

頭がもやもやして、目の前の作業に集中できないということが起こってしまいます。

強制的に余計な思考をなくす

では、どうすれば内向型が集中モードに入ることができるのかというと、強制的に余計な思考に意識がいかないようにするということです。

そうすると、自動的に目の前のことだけを考えれるようになります。

 

内向型の人は集中力自体はあるので、集中力を高めるんじゃなくて、いかに集中するまでの時間を短くするのかが大事になってきます。

一旦、集中さえできれば黙々と作業をこなすことができるので。

 

ここからは内向型が余計な思考をなくし、最短で集中モードに入るコツを紹介します。

最短で集中モードに入る3つのコツ

目を瞑る

1つ目は目を瞑ることです。

ヒトの脳には外の世界からさまざまな情報が入ってきますが、そのうちの約80%が視覚情報と言われています。

そのため、目をつむると脳に入ってくる大部分の情報をシャットアウトすることができるんですよね。

 

外の世界から脳への情報が少なくなると、頭の中がクリアになって、自然と余計な思考が減っていきます。

考え事ではなく自分の感覚に意識がいくような感じです。

 

また、目を閉じるとα波がでるので、リラックス効果や疲労回復効果もあります。消耗しやすい内向型にはピッタリの効果が目白押しです。

30秒くらい目をつむり、いざ目を開けると頭の中のもやもやがなくなってスッキリしますし、目の疲労がなくなり目の周りが軽くなったような感覚があります。

そのまますぐに作業に向かえば、すんなりと集中して始めることができます。

 

注意点としては、よかれと思って長い時間、目をつむっていると眠たくなってきたり、そのまま考え事を始めたりもするので、長くても1分くらいがおすすめです。

ジャンピングスクワット

運動をすることがメンタルによいという話はよく聞くと思います。

継続的にランニングや筋トレをするのも非常に効果的ですが、一瞬で集中するためにおすすめなのはジャンピングスクワットです。

 

なぜジャンピングスクワットなのかというと、全身運動で簡単に心拍数が上げられるからです。

心拍数が上がるような運動をやったあとは、なにかを考えるということができなくなるんですよね。

 

実際にやってもらうとわかりますが、心臓の鼓動がドクドクと感じられて、肩で息をしている状態では頭の中が空っぽになります。

僕はいつも家で机に向かう前にジャンピングスクワットを20回やってるんですが、強制的に頭が空っぽになり、目の前の作業だけにスムーズに向き合うことができています。

 

以前、実験的にスクワット後にめちゃくちゃネガティブなことを考えてみようとしましたが、びっくりするくらいできませんでした。

考えようとしても心臓の鼓動に意識が向いて、思考がすぐに消えてしまいます。

 

体力が気になる人は、普通のスクワットでもいいですし、逆に体力がありすぎる人はバービージャンプでもいいと思います。

大事なのは、心臓がドクドクして肩で息するくらい心拍数を上げることです。

 

職場ではさすがにスクワットができないって人は、家を出る前にやるだけでも効果あります。

手の感覚を味わう

職場やカフェなど、人の目があるところでは、上の2つは少しやりづらかったりするかもしれません。

そんなときは、手の感覚を味わうという方法があります。

 

「手の感覚を味わうってなんやそれ?」と思う人が多いかもしれないですが、自分の手の感覚に意識を向けるということです。

 

具体的にやること自体は簡単です。

・手を見つめる
・手を握る、開く
・両手をつなぐ、絡ませる
・手を動かして空気に触れる
・右手の親指〜左手の小指を順番に曲げていく

 

こういった動作を繰り返しながら、自分の手のひらの感覚、手の甲の感覚、指の感覚、手が空気に触れている感覚などを感じていきます。

これの何がいいのかと言うと、感覚に意識が向いているときって思考ができないんですよね。

 

手の感覚を感じながら、なにか考え事をするということは両立できないんので、強制的に1つのことだけに意識が向く集中状態に入ることができるんです。

1分ほど、手の感覚を感じることに意識を向けていくと、余計な思考がなくなり、手の感覚がだんだん強くなって、手が温まってくる感じがします。

 

そうなると成功で、あとは手の感覚に向いていた意識を、目の前のやるべき作業に向ければ、すんなりと集中して始めることができます。

別に意識を向けるのは、手じゃなくても頭でも足でも体のどの部位でもいいですが、手が動作のバリエーションが多いのと、人目があるところで動かしても違和感がないのでおすすめですね。

まとめ

内向型が集中するための3つのコツを紹介しました。

全部同時にやってもいいですし、

疲れてるときに集中したい→目をつむる

家で集中したい→ジャンピングスクワット

人目のあるところで集中したい→手の感覚を味わう

こんなふうに使い分けてもいいです。

 

いずれも感覚的な話なので、どれか1つでも実際にやってみてもらえると効果を実感できるはずです。

頭のもやもやをなくして、最短で集中モードに入り、目の前のやるべきことをどんどん片付けていってください。

ABOUT ME
カミノ ユウキ / 内向型プロデューサー
▼「自分は内向型人間なんだ」と気づいて人生が激変 ▼ 医療機器メーカーで消耗 → 内向型の存在を広めるために退職 → 内向型プロデューサーに → 起業1年半で著書を出版『内向型人間だからうまくいく』 ▼ツイッターでも「内向型の人の目標達成のコツ」をつぶやいています