こんにちは。
「内向型の人を救う」「内向型を世の中に広める」をミッションに活動している内向型プロデューサーのカミノユウキ(@YukiKamino)です。
あなたは自分のコミュニケーション能力について悩んだことはありませんか?
「トーク力がなさすぎる…」
「大人数の場で空気になる…」
「雑談がうまくできない…」
ですが、内向型の人は決してコミュニケーション能力が低いわけではないんです。
内向型にあったコミュニケーションの方法を知れば、上手に人と交流することができます。
コミュニケーションについて悩んでいる方は。ぜひゆっくりと読み進めてみてください。
目次
内向型の人はコミュニケーション能力が低いと勘違いされている
内向型ってなんとなくコミュニケーション能力が低いイメージがあるのではないでしょうか?
その原因は内向型の次のような特徴からきていると感じます。
・大人数が苦手
・口数が少ない
・感情が表情に出にくい
・雑談が苦手
世間一般に認識されているコミュニケーション能力って、面白い話しができるトーク力だったり、場を盛り上げられる力、愛想よくふるまえることを指している印象がありませんか?
このようなスキルのことをコミュニケーション能力と呼ぶのであれば、たしかに内向型はコミュニケーション能力が低いと言えるでしょう。
ですが、本当のコミュニケーションとは「話す」ことだけではありません。
コミュニケーションの本質は分かち合うこと
では、コミュニケーションの本質って何でしょうか?
辞書には次のように書かれています。
社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。
出展:デジタル大辞泉
また、コミュニケーションの語源は、ラテン語のcommunisであり、「communis」には、「共有する」「分かち合う」といった意味があると言われています。
コミュニケーションの本質とは「お互いの意思や感情、思考を分かち合うこと」なのです。
「話す力」だけがコミュニケーション能力ではありません。
分かち合うためには、話を聞く力や質問をする力、相手の感情に寄り添う力なども必要になってきます。
さらにコミュニケーションの手段は話すことだけではありません。
文字や身振り手振りなどで情報を分かち合うことも立派なコミュニケーションです。
内向型の人にあったコミュニケーション方法がある
コミュニケーションの本質が分かち合うことであれば、必ずしも話すことが上手い必要はありません。
思っていることがすぐに伝えられなくても、雑談が苦手でも、面白い話ができなくてもいいんです。
トーク力や雑談力を無理に磨こうとする必要もありません。
内向型の良いところを活かしたコミュニケーションをすればいいのです。
ではコミュニケーションにおける内向型の強みはなんでしょうか?
たくさんありますが、ここでは3つ挙げています。
思考力が高い
相手の話を聞く力がある
深い話を楽しめる
これらの強みが活かせるような環境や方法でコミュニケーションを取ることが大切です。
内向型の強みを活かしたコミュニケーションの3つのコツ
内向型の強みを活かしたコミュニケーションを取るために、覚えておくべき3つのコツを紹介します。
1対1もしくは少人数で会うようにする
少人数だと普通に話せるのに、大人数の飲み会など話せなくなるという人は多いのではないでしょうか。
人数が多くなると会話のペースも早く、飛び交う情報の量も多いので、
「いつ話せばいいのだろうか…」
「考えているうちに話題が変わってしまった…」
と内向型の人はついていけなくなります。
逆に1対1の場合は、相手と自分しかいないので、会話のペースもゆったりですし、自分の話すタイミングもつかみやすいです。
また、じっくり考えてから発言できるので、内向型の強みである思考力の高さを活かしやすくなります。
ぼくは、初対面の人とはなるべく1対1で会うことを心がけています。
知り合いの場合でも自分を含めて4人以内であれば楽しめます。
聞き役に徹する
自分からズバズバと話をするのが得意ではない内向型の人は、聞き役に徹してみることをおすすめします。
人はみんな「話したい」「知ってほしい」欲求があるので、相手の話を聞いてあげる姿勢は喜ばれます。
内向型の人は話を聞くのが上手な人が多いので、いい感じに質問をしたり、共感したり、掘り下げたりしましょう。
聞き続けているとそのうち相手からもこちらに話を振ってきてくれるので、そのタイミングで満を持して自分の話をすればいいです。
しっかりと相手の話を聞いてあげた分、こちらの話もじっくりと聞いてくれるはずなので、落ち着いて話すことができます。
興味のあることだけを話す
内向型の人は雑談が苦手です。
興味のないことに対してモチベーションがわかないからです。
「今日の天気いいですね。」と聞かれて返答に困ったことありませんか?
そのため、会話の話題に出すのは興味のある内容にしたほうがよいです。
相手に質問をする場合でも自分の興味がある内容を選びましょう。
もし自分がファッションに興味があるならば相手のファッションについて質問をするなど。
そうすると相手の返答に対しても興味を持つことができては話が盛り上がります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
内向型の人は決してコミュニケーション能力が低いわけではないということを理解してもらえたでしょうか。
コミュニケーションの本質は「分かち合うこと」なので、話しがうまくなくても大丈夫。
内向型のあなたにあったコミュニケーション方法を活かせばいいのです。